ルーツには、学校や保育園のような決められたお題「今日はみんなで〇〇を作ります」といった指示はありません。「きょうは、何つくる?」から、お子様自身が自由に考えます。だから、夢中になって取り組める。選べる100を超える画材と道具、そして工作大好きなコーチたちが、子どもたちが自律的に自分で決め考えできて喜ぶ体験をサポートします。

生きる力を引き出す
クラスの流れ

①入室・チェックイン:「今はどんな気持ち?」
コーチとの挨拶と受け入れの対話を通じて、参加する子どもたちが「今ここ」の自分のことを大切にし、「この場では自分を表現しても大丈夫」という安心感を形成します。

安心感があることで、無理なく集中しながら表現や制作活動に取り組めるようになります。
今日の内容の相談:「今日は何したい?」
子どもたちが今日やることをコーチと相談して決めます。

大人から信頼され見守られた上で、安心を感じながら自由を満喫する体験を得ることで、

子供達の中に眠る「やってみたい!」「体験してみたい!」「作ってみたい!」という欲求を引き出すことができます。


このプロセスを通じて、普段学校で気持ちを我慢することが多い子どもたちも、
自分のやりたいことを省みながら、表現することができるようになります。
自由に表現を楽しむ!:「どうやったらできそう?」「今の気持ちは?」「どんな気づきがあった?」「コーチに手伝って欲しいものある?」
「やってみたい!」という想像と実際に作ってみる創造を繰り返し行き来します。

その過程で答えが一つではない中で試行錯誤し続け意思決定しながら、
自分の思い描く幸せを実現していく思考様式・行動様式が身につき始めます。

コーチがその過程で適切な問いかけと支援をすることで、子どもの学習がストップしてしまうことがないように見守ります。
④振り返り・自己評価・チェックアウト:「どんなことに気づいた?」「何を感じた?」
自己評価を通じて、自分自身の活動を振り返り、今までの自分の持っている知識とつなぎ合わせをコーチと行います。
⑤さようなら!また来週!

ルーツでは、本当の意味で主導権が子どもにあり、自由にやりたいことができる。そして失敗してもその責任の全ては子供だけではなく、見ている大人にもあり、大人と子どもの平等で信頼しあえる関係が構築されている空間を目指しています。

そのため、基本的には上記の流れで展開していくことが多いですが、子ども一人ひとりのコンディションを見ながら、上記以外の流れにも柔軟に対応しています。例えばどうしても嫌なことがあって、子どもが表現活動よりも、話をしたいときはその話をします。コーチに悩みを聞いてもらい気持ちに寄り添われることで、落ち着いて状況を考えられるようになり、子どもが自分で納得のいく意思決定をできるようになっていきます。

また、どうしても大きなプロジェクトを他の子どもを巻き込んでやりたいときには、他の子どもと一緒に制作をすることもあります。

たくさんの子供達の「やりたいこと!」を彼ら/彼女らが自ら主導権を持って、彼らの思い描く幸せを実現していく体験こそが、将来未知の環境で生きていく子どもたちにとって、かけがえのない体験であると考えております。

ルーツの学び方3原則

01. 周囲との関わりの中で体験して学ぶ

ルーツの学びと他の習い事や学校の学びの大きな違いのひとつに、「周囲との関わり」という視点があります。勉強では、計算や漢字の書き取りを繰り返し練習したり、歴史や単語などをしっかり暗記したりという側面も大きいものですが、ルーツでの学びはこれと大きく異なります。

自分で工夫して作った作品をお友達と見せ合ったり、他の子のアイデアがステキだと思ったら自分も取り入れてみたり、協力し合って大きなものを作り上げたり。意見がぶつかった時には交渉や調整を試みたり、失敗したときにはそれを取り返す工夫をしたりと、「他者との関わり」の中で学ぶものが実に多くあるのです。

02. 好きなことを通じて学ぶ

子どもがさまざまな遊びをする時には、「子どもが好きなことをする」という視点も大切です。「頑張っている子は楽しんでいる子に勝てない」というのが、長く学習科学や心理学の研究で明らかになった真理です。

ルーツでは、子どもの興味が次々と新しいものに移る時は、気持ちの向くままに好きなことをさせています。「目移りしないで、ひとつのことに集中してほしい」と感じることもあるかもしれませんが、もしかするとその遊びの中で、想像力や創造力など“何か別の力”が育まれているかもしれません。「自分らしく人生を生き抜く力」とは実に多岐にわたるもの。子どもの意思を尊重し、自由に取り組ませてあげる中で、さまざまな力が自然と育まれていくものです。

03. 「真剣な遊び」を通じて学ぶ

ルーツでは「自分らしく人生を生き抜く力」を育むために、さまざまな「遊び」を取り入れています。ここで大切なのは、遊びの中で子どもが「自分で考える力」を発揮できるように意識することです。

例えば、空き箱やプラスチックカップ、包装紙、落ち葉や木の実といった身近な素材を使う工作遊びでは、子どもが「何を使おうかな」「どんなものを作ろうかな」と試行錯誤する過程で、想像力や創造力、工夫する力、最後までやりぬく力などの非認知能力を育むことができます。幼児期には手で触った感触や色などを中心に楽しんでいたものが、小学生になるとより複雑な仕組みを考えて工夫するようになるなど、年代に合わせた成長も見られます。

さまざまな発達段階にいる「遊び」を楽しんでいる子どもたちを、学習科学のプロたちが深く観察し、適切な関わりを通じて「自分らしく生き抜く力」を育んでいきます。